移行期の牛を管理するための選択肢

移行期の牛を管理するための選択肢

フリーバーンにおける牛の管理方法はいろいろあります。多くの場合、農場内のフリーバーンは、分娩房か病気の牛用の場所となっているようです。4dBarnでは、フリーバーンで移行期の牛を管理することについて、酪農家へのインタビューを通して調査を行いました。具体的には、フリーバーンはどのフェーズの牛群に対して用いられ、その牛たちを...

VIC-最高の待遇を

VIC-最高の待遇を

「VIP」というのはご存じかと思います。コンサート、空港、スポーツ観戦場などでは「VIPゾーン」が設けられていますし、VIP専用の駐車場・チケット・レーンがあったり、「VIP客」と呼ばれたりします。VIPは「Very Important Person」の略で、特別な待遇を受ける権利を獲得した人々のことですね。VIPになる...

子牛を親牛から離すタイミングー実は正解はまだないのです

子牛を親牛から離すタイミングー実は正解はまだないのです

子牛を母牛から引き離すタイミングは、いつがよいでしょうか?分娩直後、分娩の翌日、あるいは離乳が近づいてから?この質問に対する答えは、回答者と同じ数だけありそうなくらい意見が分かれます。そして、「正解」はまだ見つかっていないのです。

寒い環境下での子牛の哺育には大賛成!

寒い環境下での子牛の哺育には大賛成!

よく成長する健康的な子牛は、酪農場における貴重な資源の1つと言えます。寒冷下での子牛の生育には長い歴史がありますが、今日でもその方法には抵抗を感じる人も少なくないと思います。順調に規模を拡大していく酪農場では、遅かれ早かれ、生まれてくる子牛をどのように育てるかの判断に迫られることになります。子牛が多いほど呼吸器疾患、下痢...

既存農場をロボット農場に改築するーAMSを設置するだけで大丈夫?

既存農場をロボット農場に改築するーAMSを設置するだけで大丈夫?

搾乳にロボットを導入することは、日常的な作業を体力的にも時間的にも削減するのに有効です。タイストール牛舎やパーラーでの搾乳自体、作業者にとって非常に労働負荷がかかるもので、人員を確保するという点からもAMS(Automatic Milking System;ロボット搾乳)を選択するメリットはあります。同等の、または普段以...

フリーバーンの敷料の長所と短所

フリーバーンの敷料の長所と短所

4dBarnの調査に基づいた、移行期の牛用のフリーバーンに関する今回の一連のブログもいよいよ最終回で、敷料の素材ごとの特徴を取り上げようと思います。1月のブログにも記載しましたが、敷料の価格、入手しやすさ、性質、保管場所、過去の経験、季節のどれもが敷料を決定する際のポイントになります。

フリーバーンを成功させる7つのポイント

フリーバーンを成功させる7つのポイント

4dBarnが実施したフリーバーンに関する調査で興味深かったのは、その実用性と機能性です。農場は複合的な施設で、移行期の牛を管理する場所はそのごく一部を占めるに過ぎませんが、そこの設計に時間をかけることは非常に重要です。熟考することで、非実用的で時間的ロスが多くなる事態を避けることができるのです。

深い寝床づくり=手間がかかる?

深い寝床づくり=手間がかかる?

VIC牛(Very Important Cows;非常に重要な牛のことで、VIPの牛版)がみんなきれいで快適で深い藁の寝床に横たわっているところを想像してみてください。何を真っ先に思い浮かべましたか?

ロボット搾乳牛舎の金物設計

ロボット搾乳牛舎の金物設計

「新しい農場では面倒なゲートは作りたくないんだよね」という要望を、新しいロボット搾乳牛舎を建設予定の酪農家さんからよくいただきます。この背景にあるのは、農場には入り組んだ構造をなるべくなくし、牛が柵やゲートなどの金属パイプに触れる回数を最小限にしたい、という考え方です。

タイストールに搾乳ロボットを導入できる?

タイストールに搾乳ロボットを導入できる?

経営状況の先行きが不透明な時は、大きな投資リスクを避けたくなるのが世の常ですよね。また、そのリスクを敢えてとる覚悟を決めたのに、金融機関からの貸し出しを渋られることもあります。酪農分野でも同じことが言え、継承する次世代を確保できないなどで農場の継続性が不透明だと、自分の代で支払いを終えられる額にローンを抑えておこう、とい...

4dBarnのブログへようこそ!

4dBarnのブログへようこそ!

私たち4dBarnの専門チームは、講演やウェビナーを通して日本の皆様にもお会いする機会を頂戴しています。このブログは、当社の理念、思い、アイデア等々について発信する場です。新たにロボット搾乳牛舎を導入、または既存のものを改築する際の、お力になれれば幸いです。