牛のために自信を持って牛舎を改築したかった
フィンランド南部(Kauhajoki, South Ostrobothnia)にあるLuoma(ルオマ)牧場では、事業の発展のための知識をオンラインで積極的に習得してきました。規模拡大という目標とそれに向けた牛舎の設計を計画する中で、やがて4dBarnのウェビナーに出会います。そこでeアカデミーの存在を知り、自分たちに必要な学習コースを受講することにしました。 「これまでに3つのコースを受講しました。どれも役に立ってますが、そのうちの1つが "VICコース" 。」とジャッコ・ルオマ氏は話してくれました。VICというのは ”Very Importat Cow”=とても重要な牛、という意味で移行期の牛を指します。ルオマ牧場でもVICを重要視しており、長い目線で力を入れるべきだと考えています。
"カウウェルフェアの課題は長いこと取り上げられてきていて、これからも酪農に付随していくでしょう。なので、最新の基準についていくことが大事です。繁殖サイクル全般において、牛たちには最良の健康とウェルフェアを与えたいです。"
eコースを使った知識の習得は、牛舎の改築プロジェクトと同時並行に行いました。eコースで得たVICの考え方を余すところなく改築する牛舎に反映させるためです。
"それまでに他の農場などから考え方や基準を聞いたりもしていましたが、4dBarnのeコースで現実的な構想がしっかりと練れました。それまで知らなかった情報を得たのはもちろん、必要な計測箇所と牛群ごとにの計算方法などとても勉強になりました。なんとなくの想像ではなく、根拠に基づいた無駄のない最適なVICペンを自信を持って用意できます。”
と、ルオマ氏は満足そうに言ってくれました。他にも、ルオマ牧場ではeコースで習った面積でディープベッドを取り入れることとなりました。
オンライン受講できるeコースは酪農家にぴったりの知識習得方法
ルオマ牧場には合わせて3人のオーナー・管理者がいます。全員が同等の知識を有することも大事だと考え、3人ともeコースを受講しました。
"学習する内容がたくさんあり、包括的に他のメンバーに伝えるのは難しかったかもしれないので、全員受講しておいてよかったです。また、コースに出てきた内容のおかげで、牧場の将来の管理方法や働き方について話す良い機会を得ました。"
と、語ってくれました。eコースを使った勉強法は、忙しい実業家にぴったりです。ルオマ牧場の場合、帰宅してからの夜の時間帯を学習時間に割いているようでした。
"週1回の打ち合わせを目標にしており、そこでeコースの学習内容を反映させていきやすかったです。必ずしも予定どおりに作業ができる業種ではないので、あらかじめ設定した時間に集まるのは難しくなります。今回のようなeコースであれば各自が勉強時間を確保すればよく、決まった時間に集まらなければならないというストレスが減ります。"
また、一度に全部おぼえなくても、教材を振り返って再度学習することもできます。対面で教わることにくらべて、ルオマ牧場のメンバーは特にデメリットを感じなかったと言います。
"この先、対面で教えるというやり方も残っていくと思いますが、今回自主学習という形で実際にわかりにくかったところはありませんでしたね。より多くの情報を簡単に入手できる方法を4dBarnは用意してくれていて、受講を始めたら学習意欲が高まりました。コースの中身も系統立ってわかりやすく、疑問点はあまり出てきませんでした。"
と、感想をいただきました。ルオマ牧場は事業をより良くするための新しい情報を、常に取り入れています。改築という牛舎への投資を計画していたこの牧場にとって、4dBarnのeコースはちょうど必要としていたものでした。
"VIC をはじめとする各eコースは、将来への投資や大規模な変革を考えていない酪農家にも非常に役立つ情報が載っています。現状の施設での牛の管理や扱い方にも当てはめられる部分があるからです。"
設備やVIC管理など、生産性の高い牛舎についてもっと知りたい方はぜひeコース一覧へ:4dBarn®eアカデミー