4dBarn®のコンセプトに基づいた哺育舎が、フィンランド北部のRantaHyry(ランタヒリ)社の牧場に建ちました。この哺育舎の最大の特徴で、他の農家さんが驚く点は、冬場には-30℃にもなる地域なのに断熱材が使われていないことです。子牛は寒さに耐えられるのでしょうか?スタッフは寒さに対するクレームはないのでしょうか?これに対する答えのキーワードは、「換気の良さ」「作業時間の短かさ」「処理室は暖かい」です。そう、人が作業する処理室だけは、この建物内で唯一断熱されています。牧場主Juho Hyry(ユホ・ヒリ)によると、子牛48頭規模のこの哺育舎で20頭(インタビュー当時)にかかる作業時間は1日当たり1時間15分位。全てのルーティン作業は労働効率が最大となるよう計画されており、哺乳の準備や洗い物を行う処理室は暖かく快適です。哺育舎内の温度は低いものの、綿密に計算された換気システムが湿度を低く保ちます(冬場に冷たい気流が子牛に直接当たらないようにもなっています)。子牛にはジャケットを着せるだけで、哺育舎内の寒さが問題となることはありません。湿度と子牛への冷たい気流を抑えた設計により、旧哺育舎で発生していた呼吸器疾患はみられなくなりました。「哺育舎は子牛の快適さと要求を満たしてあげるものでなくてはなりません。」とJuhoは強調します。「4dBarn®は、哺育舎が牧場全体の円滑な運営の足かせにならないよう、様々な状況に対する解決策をいくつも提案してくれました。」

 

 

4dBarn®は、どんな牧場にも通用する理想的な設計図を何もないところから描き出すことはしません。機能的な牛舎を作り上げる、正確には「機能的な牛舎をその農家さんが使いこなせるようにする」ために、4dBarn®は常に農家さんへの個別トレーニングを行いながら一連の牛舎デザインの過程を進めていきます。この結果、牛舎が完成した時には、農家さんはただの所有者ではなく、その牛舎を円滑に運営できるレベルにまで到達しているのです。このような、トレーニングと設計を同時並行させる牛舎デザイン過程が、他にはない4dBarn®独特の、そして最大の特徴です。一連の牛舎デザインの過程は、まず農家さんがどのような牧場を持ちたいと考えているかをヒアリングするところから開始します。4dBarn®はその将来像をLEAN方式の観点からサポートしていきます。どのような作業をどのようにすればいいのか、というあらゆる疑問について検討・決定した上で初めて実際のレイアウトを描き始めます。例えば哺育舎であれば、初乳を搾乳牛舎からどう運ぶのか、どのように哺乳するのか、子牛はグループ化するのか、などが検討事項になります。通常の牛舎デザイン過程ではだいたい70項目ほどの検討事項があります。時間も頭もかなり使うことになりますが、この4dBarn®特有の方法によって、新しい牛舎の運営は自信を持ってスタートできると考えています。

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