2025年7月、四国で4dBarnのインベスト-デザインサービス、さらに換気プランサービスを経たお客様のロボット牛舎が稼働しました。元の牛舎での課題は、労働力の確保が困難な状態での長時間労働と、乳生産の向上でした。

新牛舎稼働から2カ月後、このH牧場様から4dBarn宛てにメールいただいた内容をご紹介します。
無事に稼働できたのか、一連のサービスは牛舎や新しい運用体制にどのように影響したのか、生の声をお届けします。

牛舎の特徴
・ロボット1台(デラバル社)
・メインの搾乳牛群55頭分のフリーストール
・VIC(クロースアップ~フレッシュ牛)用のフリーバーンエリア

H牧場様からのメッセージ:
7月にロボット牛舎が稼働してから約2ヶ月が経ちました
日々の作業を通じて改めて「牛舎のデザインの大切さ」を実感しています。
 
ロボット1台の小さなフリーストール牛舎ではありますが、分娩後2週間ほどを過ごすリカバリースペースあり、産前の牛がロボット牛舎にゆっくり慣れるためのエリアあり、治療牛のエリアあり、削蹄や乳房炎治療などのための削蹄枠エリア、フットバス通路…どの設備も一体となって機能し、牛にとって快適で、人にとっても働きやすい環境をつくり出しています。
 
ゲートの工夫にも大変感銘を受けています。
一方通行になり、固定すれば行き来することもでき、分離もできる。
大きな踏切ゲートは、女のわたしでも軽々と動かせるのに、とても頑丈なつくり。
人だけがすり抜けられる通路、ロボット搾乳に不慣れな牛を導く押し込みゲートなど、日常作業を安全かつ効率的にしてくれる工夫がいっぱいです!
 
さらに、フェッチペンも大活躍しています。現行の牛たちはロボット牛舎に慣れ、ほとんどの牛が自ら搾乳に向かうようになったので、このスペースを乾乳へ移行する牛の一時待機や、初産の牛がロボットに慣れるまでのルートとして活用しています。
このフェッチペンが独立することで他の牛たちと分離でき、牛のペースに合わせて無理なくスムーズに作業が進められています
 
換気設計やベッドの快適さ、滑りにくい溝切施工なども効果を発揮しています。
ベッドは高さを心配しましたが、みんなベッドで寝るようになりました。
 
フィンランドとのオンラインミーティングの時には、内容を漠然としか理解できていませんでしたが、今ではすべてが現場で一つにつながり、驚くほど良い作用をもたらしていることを実感しています。
このデザインでなければ、同じ作業でも何倍もの時間と労力がかかっていただろうことは想像に難くありません。
 
牛たちとともに、この牛舎を最大限に活かし、より良い酪農を目指してまいります。




フリーバーンでゆったりと過ごす牛たち



大事にしている牛たちに好かれているのが見てとれます



ロボット入り口前のスペースは充分広くとりました。写真は、ロボットの洗浄を待っている牛たち。



治療枠/削蹄枠はどのエリアの牛でも容易にアクセスできるような配置し、動線をゲートで作り出します



暑熱対策としてカーテンによる自然換気と機械換気を組み合わせました

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